What is
Organic Cotton

オーガニックコットンとは?

オーガニックコットンは、3年以上化学薬剤を使われていない畑で、化学肥料や殺虫剤、除草剤などの農薬を使わず、有機肥料を用い、天敵の益虫を活用して害虫駆除を行うなど、手間暇をかけた昔ながらの栽培方法で育てたコットンです。

この栽培方法は、従来行われている農薬を多量に使い土壌の活力を失わせる方法とは異なり、自然環境に負荷を与えず、農場近隣の環境保全につながり、働く人たちの健康も損ねない理想的な栽培方法です。

日本オーガニックコットン流通機構が推進する有機栽培綿の「4つの約束」

オーガニックコットンの綿花は、農薬などを使用して栽培された綿花と見分けがつかないため、栽培時に化学薬品などを使用しないで作られたかどうかを検査し、認証する機関があります。日本ではオーガニックコットンを栽培していないので認証機関がありませんが、アメリカやヨーロッパなどには、多くのオーガニックコットン認証機関があります。

当社は、その認証機関で認証されたオーガニックコットンを使用することはもちろんですが、さらにオーガニックコットンの産地が貧困地域であることが多いため、不当に労働が搾取されることがないように、公正取引のガイドライン(フェアトレード)が盛り込まれたものを使用しております。

1.一般の綿と混ぜない (No Blend)

オーガニックコットンに一般綿を混ぜた場合、同種の繊維のためその混合率を検証することは不可能です。
そこで純粋性を守るため、一切混ぜないで製品にすることにしました。
紡績工程でも、認定背景を明瞭にするために単一綿のみ使用して糸を加工しています。

2.化学農薬を使用しない (No Chemical)

機械化された大規模な綿花農場では、種の防虫剤、畑の除菌剤、化学肥料、除草剤、殺虫剤、そして収穫段階では枯葉剤などと大量の農薬が使われます。
化学農薬は、生態系を壊し、人の健康を傷め、土壌の活力を弱めます。
NOC のオーガニックコットンは、有機認証機関のもとで、農薬を使わない有機栽培で育てられます。

3.化学処理をしない (No Bleach)

一般市販の製品は、大量販売のため低価格と品質の維持を求め、幾重にも化学薬剤処理を行います。
漂白から染色、柔軟剤、防縮剤、防しわ・形態安定剤などなど機能性や美観を追及します。
ところが近年、アトピーアレルギー症や化学物質過敏症など化学物質が原因で、体調を崩す患者が増えて、社会問題となっています。
NOC のオーガニックコットンは、機能性や美観を求めるような化学処理をしません。
生まれたままの綿の素晴らしさをそのまま製品として仕上げ、自然環境にも人の健康にも
常に安全安心を心がけています。

4.搾取をしない取引 (No Sweat)

繊維製品の低価格競争の背景には、搾り取る取引の末、貧困に苦しむ生産者の姿があります。
NOC のオーガニックコットンは、インドやアフリカで展開されているフェアトレードプロジェクト(公正取引、経済支援)の産物を積極的に取り扱っています。

NOC(日本オーガニックコットン流通機構)HP 参照

オーガニックコットンのフェアトレードについて​

18世紀の産業革命により、綿産業は大きく変わりました。蒸気機関で動く綿紡績の機械が登場し、これまでの手作業から、機械中心の大量生産が始まりました。そしてより安い綿製品を作るため、綿の原産地でも、手間をかけずに大量生産する目的で、さまざまな化学薬品が開発され使用するようなったのです。

現在オーガニックコットンの原綿の生産は、貧困地域が多く、これまでのような質より量を優先しないようサポートしております。これがフェアトレード(公正取引)です。

内容は「適正価格での継続的買取保証」や、「有機農業の作業指導」、「井戸や灌漑用水の資金援助」などで、立場の弱い途上国の生産者の生活改善と自立を目指す活動を支援しております。オーガニックコットン製品を購入することは、発展途上国の自立支援にも役立ちます。

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株式会社マザーズ

〒288-0863 千葉県銚子市野尻町1854
Mail info@mut ter.co.jp
TEL 0479-33-0845

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